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白菜のカルテ
▪白菜について
英名をでChinese cabbage(チャイニーズキャベツ)と言われるように、中国で古くから栽培・改良され、現在の白菜が出来あがりました。日本では、日清・日露戦争に従軍した日本の農村出身者の兵士が、大陸で白菜を初めて食べたときに、その大きさや味に感心し、白菜の種子をこっそりポケットに忍ばせて持ち帰ったことが、ルーツと言われています。
▪白菜の選び方
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葉が青々としていて黄ばみがないものを選びます。外葉が白い場合は、しおれていたために、葉をはがしている可能性がありますので、注意します。
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葉の巻きがしっかりして、持つとずっしりと重みがあるものを選びます。
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切って売られているものは、断面の芯の部分が盛り上がっていない平らなものを選びます。
▪白菜の保存方法
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丸いままであれば、新聞紙などに包んで、立てて冷暗所に保存します。
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切ったものはラップなどに包んで冷蔵庫で保存します。
▪白菜の栄養
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95%を水分が占めますが、さまざまなビタミン、ミネラルも含みます。
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外葉の緑色の葉は、カロテンを含んでいます。
▪白菜の調理方法
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中側の黄色い葉は柔らかく甘みがあるので、千切りに切って、生でサラダにして食べてもおいしいです。
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芯の部分はゆっくり煮込むと甘みが増します。
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煮込み、炒めもの、餃子などの焼きものから、蒸しもの、鍋ものにも使用できる万能な食材です。
▪愛知の伝統野菜
天狗なす
2007年愛知の伝統野菜に追加。
昭和戦前から栽培されてきた奥三河天狗なすは、命名の基となる天狗伝説のある奥三河津具地域を中心に栽培されています。
形は名前の通り、天狗の鼻状の奇形果ができやすく、なすとは思えないほど愛嬌のある形です。普通のなすがマグロの赤身なら、奥三河天狗なすは大トロです。
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