じゃが芋のカルテ

▪じゃが芋について

南米アンデス地方からヨーロッパにもたらされたじゃが芋は、食べ方を十分知らなかったエリザベス1世が、若芽に含まれる有毒物質ソラニンを食べ食中毒にかかったことで、じゃが芋には毒が含まれていると広く信じられ食べられることがありませんでした。
こんな評判の悪いじゃが芋を世に広げたのは、ドイツ(当時のプロシア)のフリードリッヒ大王でした。冷害による穀物の凶作から人々を救う作物として栽培を推奨し、国内の各地を回り食べて宣伝しました。
日本にはオランダ人によって長崎に持ち込まれ、その後北海道にて造船王・川田男爵が生みの親の男爵イモによって、本格的な生産がスタートしました。明治以降はアメリカ・ドイツ・イギリスから優良品種が導入され気候、風土共に適した北海道で大々的に栽培され定着しました。その後、メークイーン(五月の女王の意味)が入ってきました。

▪じゃが芋の選び方

  • 触ったときに、硬く締まっていてブヨブヨとしていないものを選びます。

  • 表面の色が均一で、薄い緑色などになっていない皮でしわがなくハリのあるものを選びます。

  • 芽が出ているものは避けます。

▪じゃが芋の保存方法

  • 4℃以下ではデンプンが糖にかわり、ホクホク感が薄れていくため、冷蔵庫ではなく常温で保存します。

  • 日にあたると発芽しやすくなるため、新聞紙などに包んでかごなどに入れ通気性を良くして保存します。

▪じゃが芋の栄養

  • ビタミンCを多く含みます。熱に弱いビタミンCですがじゃが芋では加熱しても損失しにくいです。

  • デンプン質・ビタミンB1・B6、カリウムなども含みます。

▪じゃが芋の調理方法

  • もし、芽が出てしまった場合、芽には有毒物質のソラニンが含まれるので必ず取り除いて使用します。

  • 春に出る新じゃが芋は皮が薄くて柔らかく、食物繊維も豊富なので皮付きで料理しましょう。

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