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かぶのカルテ
▪かぶについて
かぶの名前の由来は、かぶの形が弓の先につけられる鏑(かぶ)に似ていることから名付けられたと言われています。
かぶの原産地は、アフガニスタンを中心とした西アジア地域とヨーロッパ西南部の海岸地域で、紀元前から栽培されていたようです。日本には弥生時代ごろに伝わり、日本書紀にはかぶの栽培を推奨するおふれを出したなどの記述が残されています。また、かぶは昔より[すずな]として春の七草のひとつとされており、日本古来から重要な野菜となっていたようです。
▪かぶの選び方
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皮が透き通るようにきめ細やかでハリがあり、丸々としているものを選びます。
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ひげ根を切った跡が小さいものが良いです。
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葉はみずみずしく黄変していないものを選びます。
▪かぶの保存方法
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葉をつけておくと栄養分が葉にいってしまうため、葉の付け根の部分から切り落としておきます。
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葉と根(かぶ)を切り分けたものをポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。
▪かぶの栄養
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葉には根(かぶ)に比べると比較にならない程多くのカロテン、ビタミンC、カルシウムを含みます。
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根(かぶ)に多いアミラーゼは、胸やけや食べ過ぎに効き、整腸作用もあります。
▪かぶの調理方法
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ビタミンC、アミラーゼは熱に弱いので生で食べます。
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煮物にする時はすじの部分まで皮をむいて使用します。
▪愛知の伝統野菜
天狗なす
2007年愛知の伝統野菜に追加。
昭和戦前から栽培されてきた奥三河天狗なすは、命名の基となる天狗伝説のある奥三河津具地域を中心に栽培されています。
形は名前の通り、天狗の鼻状の奇形果ができやすく、なすとは思えないほど愛嬌のある形です。普通のなすがマグロの赤身なら、奥三河天狗なすは大トロです。
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