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レタスのカルテ
▪レタスについて
地中海沿岸から西アジアを原産地をするレタスは歴史が古く、紀元前のエジプトではすでに食べられていたといわれています。このレタスがヨーロッパに伝わり、世界中に広まっていきました。日本には奈良時代に[ちしゃ]として中国から伝わり、東大寺正倉院の文献に書き残されているこのとから8世紀の大和人も食べていたと思われます。
江戸時代にはかなり普通の野菜としてなますや煮物に使われていたようです。そのころのレタスは葉を掻き取りながら食べることから[掻きちしゃ]の名前で親しまれていました。
結球レタスは江戸時代末期にアメリカから日本に伝わり、明治に入るとアメリカ、フランスから結球レタスが輸入されまりた。料理の飾りに使われ需要が増えると長野県の高冷地で夏どりの栽培が始まり、暖地の冬取り栽培と今では全国どこかの産地で常に栽培され一年中食卓を飾るようになりました。
▪レタスの選び方
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葉が濃い緑色でツヤがあるものを選びます。
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持った時に大きさの割に軽さを感じ、ぎっしりと詰まっていないものを選びます。
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時間がたっと切り口がレンガ色になるため、半玉などカットの場合には切り口は白いものを選びます。
▪レタスの保存方法
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外側の堅い葉は捨てずに残し保存するときに外側に巻いてラップに包んだり、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
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カットしたレタスは鮮度と味が落ちやすいので出来るだけ早めに使い切ります。
▪レタスの栄養
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水分がほとんどですがビタミンEを持つ野菜として注目されています。
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他にビタミンB1も含みます。
▪レタスの調理方法
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ちぎったり、千切りにして水に浸しすぎるとビタミンCが流失するので注意します。
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茹でて使う時に、茹で時間が短すぎるとアクが抜けずにだんだんと全体に黒ずんでしまいます。沸騰したお湯で2分位は茹でるようにしましょう。
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