里芋のカルテ

▪里芋について

原産地は、インド東部からインドシナ半島にかけての地域とされ、稲作よりも以前に日本に伝来しており、現在では200以上の品種があります。山間部に自生する山芋「自然薯」に対し、里で栽培されることから「里芋」としてこの名が付いたとされています。
かつては食べるだけでなく、里芋の性質を利用して、すった里芋と小麦粉、ショウガと合わせ、打ち身、ねんざ、神経痛などの痛み止めとして薬効を発揮していました。

▪里芋の選び方

  • 皮に縞模様がくっきりと出て丸い形で、ころころと太っているもの(持ったときに重量感があるもの)を選びます。

  • 皮にキズや芽が出ていなくて濃い茶褐色で、泥のついた湿っているものを選びます。

▪里芋の保存方法

  • 泥つきのものはそのままぬらした新聞紙などに包んで湿気を逃がさないように常温で保存します。

  • 洗い芋は冷蔵庫に保存し早めに食べます。皮をむいたものは水に漬けて変色をさけ早めに食べます。

▪里芋の栄養

  • 主成分はデンプンとたんぱく質です。他の芋と比べてカロリーは低く、カリウム、ビタミンB群、食物繊維の含有量が多いです。

  • ぬめりはムチンやガラクタンという成分で、胃や腸の粘膜を潤して保護したり、免疫力を向上させる役割があります。

▪里芋の調理方法

  • 皮をむくと手がかゆくなったりするので、洗ったら少し置いて、水気がなくなってから皮をむくと、水気が垂れなくてかゆくならない。さっと表面を茹でてから皮をむく方法もあります。

  • 煮物、汁物などに。洋風なら茹ででサラダやコロッケなどにしてもおいしいです。

▪愛知の伝統野菜

八名丸里芋

生産発祥地である旧八名郡八名村(現在の新城市一鍬田地内)の地名と丸い形から、昭和20年ごろに命名された里芋です。粘りが強くやわらかい特徴を持ち、味・食感ともに優れています。

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